25歳でADHDと診断されました。
二週間前にADHDと診断された
しかし、まさか自分がADHDの傾向があると診断されるとは、社会人になるまで正直考えていなかった。
近年ADHDについてネットやテレビで取り扱うことが増えてきたので、誰もが聞き馴染みのある
言葉ではあるだろう。
ADHDの特徴を聞いて、自分も実はそうかも、、と考えてる人いませんか?
「でも自覚したところで何も変わらないし、それは言い訳だよなー、、」
「ADHDは性格的な部分が強いから、それを理由にするのは甘えだよな、、」
僕は、25歳までずっとそのように考えて生きてきました。
人と違うことは、恥ずかしいことだから、、、
でも、現在は精神科で自分がADHDであることを自覚できてよかったと思っております。
そう考えた理由を書いていきたいと思います。
ADHD(注意欠如・多動症)とは
まず初めにADHDの症状について簡単に説明したいと思います。
ADHDとは、不注意(集中力の欠如)、多動性(落ち着きがない)、衝動性(考える前に行動してしまう)
の3つの特性を持つ発達障害のことを指します。
不注意
・忘れっぽく、よく物を忘れる
・テストでケアレスミスばかりする
・計画を立てるのが苦手
・授業中、他のことを考えてしまい集中できない
多動性
・話し出したら、過度に話してしまう
・授業中、席を立ってしまう
・好きなことに周りが見えなくなるほど集中してしまう
衝動性
・順番を待てない
・衝動買いをして、後悔する
・他人の話を遮る
ADHDは生まれつきの障害ではあるのですが、私のように自分の性格が原因と考え、大人になってから診断されるケースも最近増えております。
仕事のストレスで適応障害に、、そして発達障害と告げられる
小さいころから、よく「〇〇君って、天然だよね」と言われることが多かった。
自分では自覚がなかったので傷つくことも多くあった。
物事に対しての考えを持っているのに、それを上手く伝えられず辛い思いをしたことも何度もあった。
しかし、僕は失敗を自虐ネタでカバーできるタイプで面白い奴として仲良くしてくれる友達もいたので不登校にならず、大学卒業までストレートで生活することができた。
大学卒業後は、大手企業の飲食店で三年間働くも新卒一年目は怒られっぱなし。社内では完全にいじられキャラになり、お前は覚えが悪いから人の十倍頑張れ、お前は本当に馬鹿だ、、と上司に言われるようになる。
ある程度仕事ができて来たころには、体調を崩し医師から自律神経失調症と言われる。
その後自分はここにいてはいけないと感じ退職を決意。
そして2カ月の有給消化期間を経て、未経験でITインフラ(NW機器)の法人既存営業をする会社に就職。
入社の決め手はIT会社への憧れと、人柄が良いと言われてきた自分に法人営業が合っていると思ったからだ。
しかし入社後は会社の商材・ITの知識・営業のやり方を短期間で覚えて実践しなけない環境でした。
自分の中でやりきる覚悟はあった。
ただ、同時に違う作業を行うことが何より苦手な私は毎日寝るまで勉強して、土日を使って仕事をしても上司から毎日詰められ入社三カ月で適応障害になり一カ月間休職をすることとなる。
自分は何か他の人と違う、、昔から当たり前のことができない、、、、人一倍努力してるはずなのに、、、、
この時の僕は、自分を普通だと騙して生きることに疲れていたのかもしてない。
そしてその後自ら医師に診断して頂いた結果、ADHDだと告げられた。
ADHDと自覚できてよかった
正直、ADHDであることを周りに話せない自分がいる。
それは相手にどう受け取られるかが心配だから。
そんな、小心者である自分が情けない、、、
でもADHDと自覚できてよかった。
自分がADHDであるということに気づくことで、自分のこれからの生き方について
あらためて見直す機会になったからだ。
今となっては、もっと早くから気づくべきであったと思う。
このブログを通じ、自分の経験・意見を発信することで、ADHDである自分を好きになれる。
そんな人になりたい。